買ったプラズマテレビの話。

絵と同じで、文章もやっぱり「書き続け」ないと書き方を忘れちゃうね。
というわけで買ったものの話とか。

パナソニック 42V型 プラズマ テレビ VIERA TH-P42GT3 フルハイビジョン

パナソニック 42V型 プラズマ テレビ VIERA TH-P42GT3 フルハイビジョン

えーっと、この日記を書いてる人間はプラズマ厨ですので、液晶派の人は読まない方がいいかも。というかそうしてください。


この日記をたどると2010年にレグザの32インチ液晶テレビを買ってるのか。
そりゃ何台テレビ買い換えてるねん? って言われるわなぁ。


自分はわりとスポーツ番組(野球・アメフト・プロレス)を見るのですが、液晶テレビだと動きが早いシーンだとこう、画面が荒くなるというか残像感があるというか。
これは液晶テレビの特性なんで仕方ないといえば仕方ないのですがやっぱり気にはなります。
(机の上にテレビを置いていたので、画面まで目が近かったからってのもあります)
家電量販店で色々見比べるのですが、4倍速で「気にならないかなぁ」程度。2倍速だと本当に動きが早いシーンだと荒れちゃう。倍速無しは目も当てられない。
というわけで、次買うならプラズマだろう? というわけで、去年の夏、地デジ移行が終わったあと、テレビ需要低下の値下げの中、足繁くアキバヨドバシに通い、底値を見極めてこれを買いました。


画面はとにかく綺麗よね。
動きがあるシーンは液晶と比べるとやはり段違い。アニメの動きでも「ここまでヌルヌル動くのか?」ってぐらい違います。スポーツ番組なんか本当に液晶と動きが桁違いで迫力ある試合を違和感なく観戦できます。
3D機能も付いてるのですが、まったく利用してません。
D-SUB15pinでパソコン画面の入力が出来るので、使っていないネットブックを仕込み、大画面テレビでパソコン画面を見られるようにしてます。
(そのために苦労して家庭内LANを組み直しました、はい)


で、一番書きたかった機能は実は「ビエラ・コネクト」。
テレビをネット接続してアクトビラとか見られるように出来る機能。
昔買ったDIGAにもこの機能はあったんですが、見ることが出来るのはアクトビラYouTubeのみ。しかも動作がもっさりしていてイライラします。
だから当時DIGAの感想にも「いらない機能No.1!」と書いたのですが、ビエラのほうはものすごく改善されててビックリしました。
まずビエラ・コネクトでプレインストールされているアプリが「skype」「CLUB Panasonic」「3D体験コーナー」「アクトビラ」「YouTube」「TSUTAYA TV」「ひかりTV」「hulu」「おうちごはん」「radiko.jp」「Picasa」「twitter」「USTREAM」「Facebook」「ビエラ・コネクトマーケット」と豊富。
さらにアプリは「ビエラ・コネクトマーケット」で増やすことも出来ます。
動作もそれなりに我慢できる程度(YouTubeで動画検索が「出来る」ぐらい)なので実用的に使えるかなぁと思います。


上に書いてあるアプリ、そんなの机の前に座ってパソコンで使えりゃいいじゃん? と思うでしょうが、リビングでソファーに座りながら使うとまた違う使い心地になります。
特に「Youtube」。ソファーでくつろぎながら見ると視聴するのをやめられなくなっちゃうぐらい。
USTREAM」もはじめて面白いなぁと思ったし。


んで、僕がこのテレビを使っていて思ったのは、すでにメーカー側はテレビを「テレビ番組を映す装置」としてはとらえていないんだろうなぁということ。
パソコンに奪われた「テレビ画面視聴者」を「テレビ画面」に取り返すために、ビエラ・コネクトみたいなパソコンのアプリケーションをテレビに搭載することで、新たなテレビ画面の視聴スタイルを提案している。
そう、テレビ画面に映ってるのは「テレビ番組」じゃなくて、DVDだろうとBDだろうとゲームだろうとパソコンだろうと何だって構わないんだと。
これ、僕はメーカーが思い切った方向に舵を取り始めてるなぁとビックリしました。
逆にこのことに恐怖感を感じるテレビ局の関係者っているのかしら?


「テレビ画面の中でテレビ番組自体がコンテンツ同士の競争に巻き込まれている」


つまりテレビ番組は先ほど挙げたアプリやDVDやBD、ゲームなんかと「テレビ画面の中」で競争し勝ち残らないと見てもらえないということ。
これがいかに恐ろしいことかわかってる人って関係者の中にいるんだろうか?
もし僕がニコニコやPixivの関係者ならテレビメーカーにアプリ作るからプレインストールしてくださいって営業に行くけどなぁ。


HDDレコーダーでのタイムシフトと競争し、ビエラ・コネクトのアプリと競争し、DVDやBD、ゲームと競争する。
果たしてテレビ局はコンテンツ競争に勝てるんだろうか?
僕はメーカーはもう見切りを付けてるんじゃないかなぁと、このテレビを見て思ってます。