スポーツ報道には起承転結があると思う。

テレビでプロ野球の試合結果のニュースを見てるとき、某ニュータイプではないですが「○○の方が勝つわ」と予感がして、その通りになったって人いませんか?
いや、オイラ、そう感じることが多くてですね。
ニュースがどっちのチームから始まったかで勝敗がわかってしまうという。
こう、もやもやと感じていたことを知り合いに話したら「俺もそうなんだよ!! どっちのチームから始まったかで勝敗がわかっちゃうんだよ!!」と言われてですね。
それじゃあ、どうしてそう感じる人がいるんだろうか? と考えると、テレビ局のスポーツニュースの作り方に定型、テンプレートがあるからじゃないかと思いまして。


わかりやすく、「注目のチームA」と「注目されていないチームB」の対戦を例に取りますと…。


<例1>
注目のチームAの投手が乱れる。

Bのチームが勝ち越す。

Aのチームが追いすがる。

Aの猛追及ばずBの勝ち。


<例2>
注目のチームAの打線が点を取れない。

Bのチームの投手が好投。

Bのチームが1点をもぎ取る。

Aのチームが猛追するも…

Bのチームの1点が決勝点になってAの負け。


<例3>
注目のチームAの投手が好投。

Bの打線沈黙。

だけどBが一瞬の隙をついて得点。

Aも猛追するけど…

Bが逃げ切ってAの負け。


…って感じで。
あまりにもテンプレートっぽく作りすぎてるんじゃないかなぁと。
「起承転結」を意識してるのかもしれないけれども、あまりにも結果が読めすぎて、ニュースが始まった瞬間にどっちが勝ったかわかるもん。


これ、他のスポーツにも言えると思うんですけど「劇的な展開」というふうにマスコミが伝えたくて、それが逆にテンプレート化してるという。
ニュースの最初に登場するチームや個人って、必ず結果は悪いんだけど…、ってなってるという。


統計を取ったわけじゃないので全部が全部そうなってるとは言えないですが、スポーツ報道ってテンプレート化してると思います。