押し紙って、何だ?

新聞奨学生として、新聞の「?」と思う部分に色々と問題提起させていただいております。
そういう問題提起の活動をしている中において週刊新潮押し紙追求記事はとても心強い援護なのですが、10月15日号に記載された記事についてちょっと疑問を。


紙面をスキャニングした画像の転載で申し訳ありませんが、まずこちらをご覧ください。


トラックに満載された新聞紙の束の写真。
週刊新潮はこれこそ押し紙の決定的証拠!! としてるみたいですが、元新聞配達員としては「?」と。
これって、単なる古紙じゃないのと?


押し紙を積んだトラックについては拙ブログのこちらのエントリをご覧ください。

  • 押し紙を積んだトラックを撮る。

http://d.hatena.ne.jp/bolt69/20080107


自分の拙い経験で申し訳ないのですが、押し紙の梱包をわざわざほどいてビニール紐で縛り直す、なんてことをするかなぁ?
週刊新潮の写真はビニールの梱包もないし、白いナイロンロープでわざわざ梱包し直してあるんですよね。
押し紙をわざわざこういう古紙に見せかけることってするかなぁ?
自分が知ってるかぎり、そういう面倒くさいことをする販売店はないですよ。


同じ記事のこちらの写真にはちゃんと梱包もとかれていない新聞の束が写ってます。
ビニールの梱包と結束紐、見る人が見れば「押し紙」だとわかると思います。




週刊新潮は情報を募集してみたら? と思います。
全国津々浦々の、新聞奨学生として搾取された人間の告発が集まると思いますよ。


とりあえず、今回言いたかったのは、週刊新潮も写真と情報の恣意的なトリミングをやってるから鵜呑みにしないでね☆ ってことです、はい。