あばよ、WILLCOM

というわけで、11年間という長きに渡ってDDIポケット時代から契約してきたWILLCOMを先ほど解約してきました。


あばよ、WILLCOM


なぜ11年間という長きに渡って使ってきたのに今さら解約したのかというと、先日21日の新機種発売発表会を受けて。

http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/articles/0801/21/news027.html
WX310K京ぽん2を使ってる人間としては落胆することしきり。
また310K系の焼き直しでお茶を濁すつもりなんだなぁ…と。
さらにW-SIM搭載機は従来のnineとnicoのみ……、ジャケットフォン構想はどうなってんのかしら? と。
もっと言えば「二台目構想」って…、WILLCOMはメイン機として持つには値しないってことを自社で認めちゃってるのかしら? と。(認めてるみたいですね)


で、WILLCOMの柱のひとつであるスマートフォン
オイラとしては次のスマートフォンまで待ちたかったのですが、次のスマートフォンまで「数ヶ月」。
あ、こりゃダメだな、と。
じゃあ、そのスマートフォン発売のときにあらためてWILLCOMと契約するかどうか考えればいいんじゃないかと思い、解約決定。
またアドエスの焼き直しのような機種が出たら……、WILLCOMは自分でハードルを上げてしまってると思いますよ、はい。


いま、各携帯電話会社が通話料とか色々競ってるので、その中にあってWILLCOMの特徴である「安さ」っていうのがメリットとして生きてこなくなってるんですよね。


オイラはソフトバンクX01HTを持ってるので、さっきショップに行ってPCサイトダイレクトに登録してきました。
適用が2月1日からなので、適用対象になったらまたPCサイトダイレクトでのインターネット接続の感想を書くつもりです。


初代京ぽんが出た2004年当時は「ネットが見られる」「メールも定額」ってのはそれだけで武器になったと思うけど、2008年現在では一欠片の武器にもならないと思います。
その世間の情勢に気付いてるのか目を塞いでるのか知らないけれど、焼き直し端末でお茶を濁してるようじゃ生き残れないと思うのは自分だけなんでしょうかね。


で、そうこうしてるうちに事業の四本柱のひとつであるスマートフォンも他の会社に奪われていたりして(笑)。


えっ? そんなに長く愛用してきたのに解約したのを後悔してないかって?
そのうち、どうしても契約したくなるような機種が出れば、そのとき契約すればいいんです。
わざわざムダなお金を月々支払う必要ないですし。


携帯電話やUMPC無線LANの進化の中、目の肥えたガジェットオタクが「どうしても契約したくなるような機種」を出せるかどうか、WILLCOMには頑張って欲しいです。
その前にスマートフォン市場を某社にゴソッと持っていかれたりして。
UMPCと携帯が合体したら、そりゃ無敵で素敵ですからね。