テレビは役に立たない。

なんか大きな地震があるたびに書いてるような気がしますが…、テレビは悲惨な被害状況を中継するんじゃなく、もっと伝えることがあるんじゃないかなぁ。
公器を名乗るのならね。
例えば避難場所や迂回路、交通機関や代替輸送機関、水道・電気・ガスなどのインフラ情報とか。
「悲惨だ、悲惨だ!!」と潰れた家や被災者を映しているニュース映像を見るたびにテレビに対してヘドが出ます。


でね、知り合いが新潟に住んでるのですが、二年前の中越地震のとき一番役に立ったのはネットだったとか。
特に悪名高い「2ちゃんねる」。
前出の「被災者が欲してる情報」はすべてネットで手に入ったとか。
それに対しテレビは一切役に立たなかったそうです。


それで思ったのはテレビが流してるのは「被災者が欲してる情報」じゃなく、それ以外の人間に対する見せ物なんですよね。
「悲惨な被災者・被災地」は単なる見せ物。
もし、自分の住んでる地域で大きな地震があり、こういう「本当に欲しい情報はまったく手に入らず、見せ物にされる」のなら、テレビのスタッフにブロックのカタマリを投げつけるかも。
当たっても大丈夫、『幻夜』のように「余震で落ちてきた」とか言っておけば。


で、考えたのが、これが都市で発生した地震ならどうなるだろうか? と。
ネットでは「被災者が欲してる情報」が手に入らない可能性がありますよね。
携帯電話も発信制限されるし。
そうなったとき、パニックが起こる可能性があるんじゃないかなぁと思います。