XリーグWEST最終節感想。

土曜日は第二試合から見に行ってました。
会場周辺でダフ屋がチケットを割り引いて売ってるのを見ましたが、券売所で当日券もちゃんと売ってたし、どういう経路でチケットが流出したのか不思議。


席に着き、配布されたバンガード(チアスティック:プラスチック製の風船で、打ち合わせると音が鳴る、アメフトでは定番の応援グッズ)を打ち鳴らしながら観戦。
なんというか…バンガードを打ち鳴らすとストレス発散になるなぁ。
何かを叩きつける、というのはストレス発散になります、うん。


<内外電機マーヴィーズ VS アズワンブラックイーグルズ>
今回はFINAL6を睨んでか、マーヴィーズはいつもと違ってパスの多い展開。
といっても「マーヴィーズにしては多い」ということなんですが。
QB#1寺尾選手に替わって、QB#10安斎選手が出場していたからだと思いますが。


しかしねぇ…、マーヴィーズはいつもながら反則が多い!!
細かい反則から退場まで。
特に4Qの連続反則罰退はとんでもないねぇ。
FINAL6で勝ち上がるにはこういう細かい反則を減らさないと、と思うんですが。


あと、今回のマーヴィーズのチア、「ビーナス」はすごかったです。
後ろで見ていたおばさんたちが「すごーい!!」と驚嘆の声を挙げまくり。
いや、あのチアを見るためだけでも会場に来る価値があると思います。


松下電工インパルス VS アサヒ飲料チャレンジャーズ
マーヴィーズが勝ちを決めてるので、チャレンジャーズはインパルスに勝たないとFINAL6に進めません。
チャレンジャーズがインパルスに勝てば、得失点差でマーヴィーズより上なのでFINAL6に進めるのです。


そしてチャレンジャーズが背水の陣で挑んだリーグ最終戦
これほど「浮き足立ってる」「地に足が着いてない」という表現が似合う展開になるとは思わなかったなぁ。
インパルスの強力ディフェンスに圧されまくり、後がないままでパス・パス・ギャンブル。
そしてここ一番で信じられないようなミスや反則の連発。
何かねぇ、チームがまとまっていない、という印象が残ったシーズンだったなぁ。


アメフトのチームって「ラン攻撃のマーヴィーズ」、「強力ディフェンスのインパルス」というように、ロールプレイングゲームのキャラのような特色があるんですが、チャレンジャーズってキャラでいうと「万能型」なんですよね。
万能型って、平均的な強さはあると思うんですが、何かに特化したタイプや作戦にはめられると意外にもろかったりしますよね。
今年のチャレンジャーズがまさにそれだったんじゃないかなぁ。


さて、11月19日からFINAL6開幕。
マーヴィーズがどこまで行けるか? そしてインパルスは覇者奪回出来るのか?
WESTの楽しみはまだまだ終わりません!!


下はtype UXで撮ったマーヴィーズのチア。
さすがに簡易撮影なので、やっぱり専用のデジカメが欲しいなぁ。