自白強要に大声を上げてみる。
今日のこのニュースをもっとマスコミは大きく扱うべきじゃないかな？
- 夫の自白説得へ検事が妻に圧力は違法…大阪地裁
http://osaka.yomiuri.co.jp/news/20061018p101.htm
これ、無茶苦茶大問題ですよ、憲法違反です!!
日本国憲法第３章第３８条にはこう書かれています。
第38条 何人も、自己に不利益な供述を強要されない。
２ 強制、拷問若しくは脅迫による自白又は不当に長く抑留若しくは拘禁された後の自白は、これを証拠とすることができない。
３ 何人も、自己に不利益な唯一の証拠が本人の自白である場合には、有罪とされ、又は刑罰を科せられない。
（法庫より転載）
日本の高い有罪率は自白によって支えられています。
いまだに「オイコラ!!」式の自白で。
逮捕→拘留→再逮捕→再拘留……という形で、自白が取れるまで拷問のような拘置が続きます。
そのことも問題になってるのに、本人だけじゃなく家族にまで自白を迫るなんて、これ、どこの戦前の国家ですか!?
法治国家を名乗るのもおこがましいですよ!!
法律の専門家が指摘するとおり、早く取調室に録音・録画装置を入れるか、弁護士を立ち会わせるかしないとまずいんじゃないかなぁ。
そうでないとこの先も冤罪が作られ続けることになります。
- 弁護士の取調べ立会権 （アメリカの風景 シカゴの法律事務所から）
http://blog.livedoor.jp/maxmasahiro/archives/50429054.html
日本で弁護士の立ち会いを認めさせるにはその権利を国民が勝ち取らないといけないわけで、そのきっかけのために声をあげるのもマスコミの役目だと自分は思うんです。
なのに、この事件で大きな声をあげてるのが道上洋三だけ、ってのはマスコミとして情けないと思いませんか？
とりあえずマスコミが大声をあげてくれないので、日記で大声をあげてみました。
