type UXを仕事で使う。

泊まりがけでネット接続できない山奥に仕事で行ってました。
ぶっちゃけ研修です。
実技と座学の二本立て。
その際にVAIO type UXが大活躍。


まず山奥までの行き方。
皆さんご存じの通り大雨で中央道の一部区間が閉鎖。
ですのでクルマで東名から迂回していく必要があったのですが、その際に『プロアトラス2006 for VAIO』を使用。
GPSユニットは持ってないのですが、スタイラスペンでルートを追走していけるのはとても便利。
今回助手席で大活躍しました。


到着して実技研修。
実技の様子を静止画や動画で撮影。
HDDの空きが13Gあり、容量の心配がないのでガンガン撮影出来ます。
デジカメと比較すれば画質は「?」でしょうけど、レポートに添付するスナップ程度であれば十分。
実技を動画で見せられるのはお客さんに対して説得力「大」です。


座学では『PenPlus for VAIO』。
ホワイトボードに書かれた図やちょっとしたことを、ノートに書き込むようにスタイラスペンで書いていけます。
今回一番役に立ったのが実はこのソフト。
地図にマークを打ったり、写真にちょこちょこっとメモを書き込むのに使用しましたがとても便利です。


散々酷評されているキーボードでのノート取りも慣れればかなり平気です。
(「習うより慣れろ」という言葉に対して、デジタルユーザーの反感があるのは重々わかっておりますが…)
Fnキーの使い方を理解出来ればかなりタイピングが楽になるんじゃないでしょうか?
Fnキーだけじゃなく、キーの組み合わせの使い方の概念を理解できればこのキーボードにも「あー、なるほどね」と納得できると思います。
酷評されてるキーボードだけど、ソニーも伊達や酔狂で付けてるわけじゃないんだ、と。
自分は二時間ぶっ続けでタイプしてましたが、特に疲れるということもなかったです。
何より眠気覚ましにちょうど良かったです(笑)。

  • impressの塩田氏のHothotレビュー

http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2006/0704/hotrev296.htm
「このtype Uは、「何があってもこれ1台で何とかする」という気持ちが必要なマシンなのである。」という言葉がtype UXユーザーのあいだで物議を醸しましたが、自分は「これ一台で十分である」と言い切れるマシンだと思います。
ただし、言い切るには条件が付くのですが。
その条件。


1)バッテリーの持続時間をもう少し長くして欲しい!!


これ、大容量バッテリーを使えば解決出来るのかもしれませんが、標準バッテリーで実質2時間はやっぱり短すぎると思います。
(スーパータフ設定でも2時間弱)
外に出ればデジカメ代わりの使い方をする機会が増えるので待機時間が長くなり、バッテリーを消費しちゃうんですよね。
ノートパソコンをモバイルだとか言ってますが、A4ノートであれB5ノートであれ、結局机やテーブルの上での使用になっちゃうじゃないですか。
でもtype UXのサイズだと「本当に持ち運んで使っちゃう」わけですよ。
外に持っていって、山頂や川縁、工場や現場なんかで使っちゃうわけです。
だからモバイルノートパソコンを据え置きで使うよりもっと使用時間が長くなるわけです。
大容量バッテリーは大きいし重たいしかさばるし…。そうすると持ち運ばなくなっちゃう…。
標準バッテリーのサイズで3時間越え。
ちょっと設定を変更してチャレンジしてみたいと思います。
3時間を越えればかなり使用した印象は変わると思います。


2)高速ネット環境のインフラ整備をして欲しい!!


今回一番困ったのがこれ。
だって幹線道路には面してるんだけど山奥だからネット接続できないんだもん。
高速ネット接続できれば静止画や動画もその場で送ることが出来るし、レポートも送れるんです。
Skype」などメッセンジャーソフトを使えばライブ映像を送ることも出来ます。
でもそれがまったく出来ない。
他にも専門的なことを調べようにもネット接続出来ないんだから調べられない。
これが本当に不便でした。



type UXにはハード的な不満はほとんどありません。
不満はすべて電源とネット接続というアンビリカブルケーブルにあります。
電源とネット接続のアンビリカブルケーブルからtype UXが解き放たれたら、エヴァ級の暴走を引き起こすかもしれません(笑)。
今回、どこにでも持っていけるフルスペックPCの底力を本当に実感しました。