ワンセグの裏側。 - ドクバリブログ

四月一日といえばワンセグ放送開始の日でもあります。
ワンセグが視聴できる携帯電話のデモ機を見たんですが、何か画面がカクカクするんですね。
なぜなんだろう？　と思ってたらこれ。

コマ数は１５フレーム／秒です。

激しく使えねぇ〜っ!!

通常のテレビ放送のコマ数は３０フレーム／秒。
１５フレーム／秒ってのはD-snap（SV-AV30）のスーパーファインモードと同じ。
１５フレーム／秒だとアニメ視聴には耐えられても、動きの激しいスポーツは絵がカクカクしすぎて見られたもんじゃないです。

１５フレーム／秒の画質でOKを出した人間はいったい何を考えてるんでしょうね。
ワンセグという技術には向き合っていても、ワンセグを視聴するお客さんとは向き合っていない結果だと思いますよ。

あと、マスコミはワンセグを持ち上げすぎ。
１５フレーム／秒の画質なんて誰がどう見てもカクカクするんだから、きちんと「静止画はキレイですが、動きはカクカクしてますね」と視聴者に伝えるべきですよ。
携帯電話の会社はマスコミにとって大スポンサーだから、そんなことは口が裂けても言えないでしょうけれどね。