作品と商品の違い。

あちこちですでに話題になってることですし、それに対して色々出ている意見も納得できるんですが、ちょっと自分が違和感を感じた部分があるのでこの話題。

  • 作品を批判すること

http://naoya.g.hatena.ne.jp/naoya/20060323/1143099465
自分が感じた違和感とは、作品と商品は違うんじゃないかなぁというもの。
ちなみに"作品と商品の違い"でググッたものを載せておきます。

  • 作品と商品の違い

http://www.google.co.jp/search?hl=ja&q=%E4%BD%9C%E5%93%81%E3%81%A8%E5%95%86%E5%93%81%E3%81%AE%E9%81%95%E3%81%84&lr=


商業クリエイターが陥りやすいのは、自分の作ってるモノが商品じゃなく作品だと思いこむこと。
そして作品という自己主張と自己満足のカタマリをポーンとお客さんにぶつけてしまう。
その自己主張が商品として成立している場合もありますが、たいてい商品として成立していません。
商品だと思って買ったお客さんはクリエイターの自己主張と自己満足を押しつけられることになります。
自己主張や自己満足の押しつけは不快に感じるケースが多いのです。
そうすると商品に対しお客さんは満足を得られないので、ブーイングと批判とこき下ろしの対象にしてしまいます。


『食キング』の神戸ステーキ対決編。
最高級の三田牛の霜降り肩ロース肉を用意した沖田誠に対し、北方歳三が用意したのは筋の多い肩ロース肉。
しかし勝ったのは北方歳三。
負けて激昂する沖田に歳三が言い放ったセリフ

料理を"作品"と呼ぶ限りお前は真の料理人には成り得ん!

料理は料理人の為のものではない。食べる人あっての料理だ!


『食キング』で歳三は「料理人の喜びはお客さんの喜ぶ顔を見ることだ」と語っています。
商業クリエイターの皆さん、あなたたちが向き合ってるのは作品ですか? お客さんですか?