新日本プロレスの行方。

新日本プロレスケロちゃんの退社だけじゃなく闘魂ショップも差し押さえかぁ。
週刊ゴングの記事より引用。

1月27日には、闘魂ショップから大阪店の休業と会場内でのグッズ販売の休止を伝えるプレスリリースが流された。
昨年の秋頃から、ロイヤリティーの支払い等を巡って別会社である新日本プロレス側との関係が悪化。その結果、裁判所の判断により、店舗や倉庫にある商品が差し押さえられたという。
今後、会場内での販売は新日本サイドの統括で行われ、水道橋店と通信販売に関しては、しばらく平常通りに営業を続けていくことになる。

この辺、草間本にも書いてあったことなんですが、闘魂ショップって新日本とは別会社なんです。
だからいくらグッズが売れても新日本の利益にはならないんだとか。
そこで草間氏が闘魂ショップを切って、自社製品を作ろうとしたら大反対にあったとか。


新日本は闘魂ショップと高額のロイヤリティ契約をしているんですが、今まではその金が回収できなくても良かったんです。
闘魂ショップは高額のロイヤリティ契約のおかげで利益を過少申告でき、浮いた金は"その他"のことに回せます。
新日本からすればロイヤリティ契約を売上計上でき、帳簿操作ができます。


親会社がユークスになってこの辺を透明化しようとしたらこういうバカらしいからくりがあったと。
ユークスからすれば闘魂ショップのロイヤリティの未払い金を回収しろって話になりますもんね。
やめちゃったケロちゃんが闘魂ショップの大阪店の店長(新日本の西日本営業統括)だったのも何か関係あるんじゃないかなぁ。


問題は"その他"のことに回したお金の行方だと思うんですけどね。
草間本によると新日本プロレスってこういう未回収金が多い会社なんですよ。
多くはチケットの未回収金で、社員や選手が個人的に売ったチケットの代金回収がほとんど出来てないんだとか。
今年退団者や退職者を多く出してるのもこの辺がからんでるような気が自分はします。


アントンハイセルから連なるプロレス界のお金のゴタゴタを見てると、マスコミがライブドア問題でグダグダ騒いでいるのを見ても「それがどうしたの? なぜ騒いでるの?」って感じになるんですけどねぇ。
猪木に比べればホリエモンなんて小せぇ、小せぇ(笑)。


ホリエモン宇宙旅行? 猪木なんて永久電機だぜ!!
しかも猪木は参院議員になってるしね。
マスコミがしきりに言ってるライブドアと闇の勢力との関係?
そんなの猪木と新日本なんて(知ってる範囲でも…書けるかっ!!(笑))


…なんて感じるプロレスファンの神経の方が麻痺してるのかな?
いや、猪木に慣れたプロレスファンからすれば、今のマスコミのライブドア狂騒は滑稽で仕方ねぇですよ(笑)。