息が出来る喜び。

というわけで、病院行ってきました。
というのも去年の5月に喘息の発作が出てから騙し騙し生活していたのですが、去年の暮れからはゼイゼイという呼吸音で夜眠れず、今年になってとうとう右腕が上がらなくなったので。
いやー、薬物バンザイっ!!(笑)。
サルタノールインヘラーという薬と吸入で一発爽快。
「普通の息の仕方」を忘れてましたよ。空気ってこんなに美味しかったんですね。身体の隅々に酸素が行き渡る感じ。


こんなに簡単に楽になるのなら早めに医者に行けば良かったんですが、喘息治療にはイヤな思い出がありまして、それが病院に行くことを妨げていたんです。


自分が小児喘息にかかっていた頃、当時の喘息治療は根治療法ばっかりで、対処療法の処方がほとんどなかったんですよ。
根治療法ってのはアレルゲンテストしてアレルギー物質を突き止め、それを遠ざけるってやり方。
いや、それよりも発作が起こって起きているこの苦しみを今どうにかして欲しいと思ってるのに。
「これ、オカルトでしょう?」というようなやり方を大病院が真剣にやってたんですから。
苦しくて苦しくて病院に行ってるのにどうにもならない。
その苦しんだ体験が自分を病院から遠ざけていたんです。


でも今はちゃんと対処療法をしてくれるんですね。それにビックリ。
喘息は気管支が狭くなるという症状なんだから、気管支を広げればいいじゃないかというステキな割り切り方。
当時の自分が求めていた処方がまさにコレ。
発作で苦しいときなんか「ノドを斬れば呼吸が楽になるんじゃないか?」と思うぐらいだったので。
薬物ってすごく進歩してるんですねぇ。


去年大きなトラブルがあり、あまり身体を動かせなかったので免疫力が落ちてたんでしょうねぇ。
それがおそらく原因だと思います。
だから普段なら問題ないモノに過敏に反応しちゃったんだろうなぁ。
今年はちゃんと体力作りしなくちゃ。