AMAZONと発送。

なんかいつも自分は「AMAZONは書籍を送ってくるのが遅いっ!!」と文句を書いてるような気がします。
「発送可能時期が通常24時間以内の発送」になってる10月11日発売の本を18日の夕方に注文。
そうしたら発送が20日。到着は21日の夕方。
どういうことやねん!? と思って色々調査。古い記事もありますが資料として。

http://www.bunkanews.co.jp/rensai/inter05.html

  • 「オンライン書籍がもたらしたもの」

http://www.transart.co.jp/information/linemota.html

http://www.slis.keio.ac.jp/~ueda/sotsuron99/kokaji99.html

  • 「出版までのみちのり」

http://cat.zero.ad.jp/~zau05048/sellbooks/michinori.htm


へぇー、AMAZONって「出版社→取次→AMAZON」って普通の書店と同じ出版流通形態なんですね。
そりゃ本を送ってくるのが遅いわけです。

自分が本を注文(18日夕方)

19日に注文を締めて、在庫がない本を取次に発注(19日)

取次の在庫をAMAZONに送ってきて発送(20日)

自分の場合これだったのかしら。
それなら「24時間以内に発送」なんて表示にしなきゃいいのに。


AMAZONはあくまで「書店」だから仕方ないのかもしれませんが、この取次制度ってかなり時代遅れの気がします。
インプレスダイレクトなんかは自社出版物をネットで直販してるし。
他にも直販をやりはじめた出版社はかなりの数になってます。
実際のところ、出版社が直販をやったらメリットはあると思うのですが、その辺どうなんでしょうねぇ。


ただ、今の出版社の直販も本の発送までに時間がかかりすぎるのは何故? 人員の問題?
販売管理部門に人員をおけて商品の決算がスムーズにおこなえたら、もうちょっと意欲的に直販をやってみたいと思う出版社さんはいるのかしら。
それとも取次や書店が怖くて…なんでしょうか。


AMAZONが書籍以外のモノにチカラを入れる理由が少しわかるなぁ。
取次制度がある限り、ネットで本を売るスケールメリットがまったくないもん。
書店も今は本だけ売ってても儲からないでしょ? AMAZONも書籍分野は儲かってないんじゃないかな?


そこまで文句を言うならAMAZONで買わなければいいのにって話なんですけれど、発送が遅いこと以外はとても良いんですよ。
本を探しやすいし、大きな書店にしか置いてないような専門書やマイナーな本も扱ってるし。
だからとにかく発送をどうにかしてくれないかなぁ。