『哲学』

最近「人にホームページを見てもらうには〜」とか「ブログを読んでもらうには〜」という話題が続いていましたが、そういうことに悩んでいる・興味がある人にお薦めの本。

哲学 (幻冬舎文庫)


昔、日記で紹介したことがあると思うのですが、自分の場合、これだけは捨てるに捨てられない本になってます。
自分が4コマを描き、日記を書く上での教科書みたいな本。
内容は短い文章で構成された島田紳助松本人志の往復書簡みたいになっているので、立ち読みで読もうと思えば読み切れると思います。


松本の章「悪態をつきながらも、焦りは募っていた」では、あの傲岸不遜のカタマリのように見える松本人志でさえ基本の大切さをひしひしと訴えています。
毒舌やエキセントリック、シュールをやるにしてもまず「大きな声を出す」「わかりやすくする」という基本が大切なのだ、と。
この基本に目が向かず、ただエキセントリックやシュールに目が向いてしまう人が多いんじゃないかなぁ。


他にも松本の章「僕の山のてっぺんには、僕しか登れない」、紳助の章「心の豊かさのために、お金は必要なモノだ」など参考になる部分は多いと思います。