Mr.IWGP

「今度は逆に『頼むから辞めてくれ』運動が起きるまで辞めねぇよ(笑)」

引退スペシャルから復帰までの"空白の185日間"の真相を綴った『Missing Person』(著:橋本真也、発行:アミューズブックス)を読んでます。


引退スペシャルで小川に負けたあと焼肉店に行き、「悔しい!! 悔しい!!」と泣く健三と故・福田選手を前にして、ひたすら「腹が減ったなぁ」と思っていたという話や、"空白の185日間"の間に猪木と旅行に行き、猪木が採ったタラの芽を間違って持って帰って全部食べちゃった話とか、さすが"破壊王"な豪快なエピソード満載。
あとZERO-ONE設立の真相から、今後の野望まで載っていて、いま読むと「どうしてこうなっちゃったんだろ?」感をひしひしと感じます。
それも著書で語ってる通り「何ごとも一番じゃなきゃイカン!!」という考え方だったからだろうなぁと思います。


織田信長に憧れて、そのまま織田信長のような人生を歩んだんだろうけど、志半ばで倒れるというところまでマネしなくても良かったのに。


DVDを引っ張り出してきて昔の試合を見てますが、こんなにハードヒット・ハードコンタクトをする選手って、今はもういなくなっちゃったなぁ。
東京ドームで聞いたあの重爆キックの音、ずっと忘れません。