『逆境ナイン』

観たモノの感想とか。

館内爆笑のギャグの連続。とくにクライマックスでのギャグのたたみかけで子ども大爆笑。
大人も「○○○○○○って!?」と爆笑。
本当に笑える映画です。
そして玉山鉄二のアストロ演技と、堀北真希の可愛らしさにメロメロ。
走っても胸が揺れないヒロイン、始めて見たかも(笑)。
いや、それ以外にも堀北真希ちゃんねぇ……、うぉーっ!! これが逆境だぁぁぁっ!!!!
「努力」「根性」「マネージャー萌え」といった虹野沙希属性をお持ちの方にとてもおすすめ。


日本映画も"バカをやること"に本気になればここまで出来るんじゃん、と見直しました。
あとナイナイ岡村のサブマリン投法も見所。

  • 『SAW』(DVD鑑賞)

SAW ソウ DTSエディション [DVD]
最後のどんでん返しにビックリ!!
あのどんでん返しには賛否両論あるみたいですが、でもアレってちゃんと伏線がありましたよねぇ。
ネタバレなので文字反転。
「6時間も寝転がってるなんてできない」ってのが否定派のツッコミですが、口トラバサミのときにちゃんと"死体に見せかけるクスリ"が登場してるじゃないですか。アレを使ってるということですよ。
安易なツッコミは自爆しまっせといういい見本。


『地獄のババぬき』とか、ミスディレクションによるトリックが好きな方にとてもおすすめ。
いやー、本当すべての伏線があの最後のどんでん返しに繋がってるのがお見事!!

バットマン フォーエヴァー [DVD]
『ビギンズ』を撮ったクリストファー・ノーラン、あやまれ!!
レイラさんジョエル・シュマッカーにあやまれ!!


やっぱりねぇ、バットマンの面白さって敵役の魅力なんですよ。
魅力的な敵役と対決するからこそバットマンの魅力が出るんですよ!!
これはプロレスと一緒なんですよねぇ。
ビーフェースが魅力的に見えるためにはヒールも魅力的じゃないとダメなんですよ。


これでもか、これでもかっ!? というぐらい憎らしいヒールを退治するからこそベビーフェースのカタルシスを得られるわけですよ。
それがヒーロー物の極意だってことをクリストファー・ノーランはわかってないなぁ〜。


『ビギンズ』を観たあとの感想って何かに似てるなぁと思ったら『G3』、平成ガメラ三作目を観たあとの感想とそっくりなんですね。
リアリティと辻褄合わせをしたらとてつもなくつまらなくなっちゃったという。
『ビギンズ』も作品にリアリティを持たせ、作品世界に辻褄合わせをしようとしたらとてもつまらなくなっちゃったんですよねぇ。


特撮やヒーロー物の見所って、リアリティや辻褄合わせじゃないんですよ。
ましてや特撮技術でもない。
「正義が悪に打ち勝つ!!」この一点なんですよ。
でも今の流行って「悪も多面的に見れば善なんだ」とか「悪だけの存在なんかあり得ない」とか「悪だと思ってたヤツも実はいい人」みたいな話ばっかりじゃないですか。


お前ら、もうヒーロー物を撮るなよ、ホンマに!!
ってグーで殴りたくなります!!
「悪もホンマは正義なんだ」ってやれば傑作と思ってもらえるとでも思ってるんかいっ!?


現代に必要なのは全力で憎しみをぶつけることが出来る「悪」!! ですよ。
「悪」を描けないヤツに「善」なんか描けるかよ!!


あやまれ!!
レイラさんジョエル・シュマッカーにあやまれ!!

宇宙戦争 [DVD]
スピルバーグ版「宇宙戦争」を観に行く前に見てみました。