コミスタで時間短縮。

今週の週刊アスキー、『カオスだもんね』はコミックスタジオの特集。


コミスタを使ってる少年ジャンプの□□先生って『タカヤ−閃武学園激闘伝−』の坂本裕次郎氏ですね。
アシスタント募集で「コミックスタジオが使えるとなお良いです」と書かれてるので。


カオスの作者・水口氏が注目したコミスタの機能はマンガを描いてる人なら本当に便利に思うんじゃないかしら。
集中線の作画、枠線引き、トーン貼り、3Dデータからの背景作画。
背景作画以外の機能は自分も使ってますが本当に便利で、トップページの『Fate』4コマはコミスタがないと描けない状態です。
ときメモ』4コマと合わせ、1日1本以上のペースで4コマが描けるのもコミスタのおかげ。


マンガをペンで描いてみればわかると思いますが、結構「待つ時間」が存在するのですね。
特にインクが乾く時間。
主線、仕上げ線、効果線、効果音、吹き出しなどの線が増えれば増えるほどインクの乾き待ち時間が存在します。
コミスタだとこの乾き待ちがないので作業が早いのです。


で、主線や仕上げ線程度ならホワイトで修正できますが、効果線や効果音、特殊なカタチの吹き出し(ベタフラとか)は修正が大変なんですよ。
この修正が楽にできるところも時間短縮に繋がるのですね。


ときメモ』4コマと違い、『Fate』4コマはグレーに塗ったりしてて手間がかかってるように見えますが、実際の作業時間は同じくらい。
Fate』4コマはおそらくあと2工程ぐらい増やしてもそんなに時間かわらないんじゃないかな?


コミスタにもマンガの描き方みたいなマニュアルはありますが、別にそのマニュアルにしたがう必要はないと思うのですね。
便利な部分は取り入れて、不便なところは使わない。
それでいいんだと思います。


"描く時間"が短くなればそのぶんゲームしたり本を読んだりテレビを見たりできるわけで、そうすれば新鮮なネタも仕入れることが出来るし、ネタを考える時間も出来るようになります。
自分をリフレッシュする時間が出来ます。
そういう時間を作ることが出来ると考えれば、コミスタを導入しても損はないと思います。