鉄板予想。

今日はこの記事。

  • HDDレコーダーによるCMスキップで“損失”540億円

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050531-00000012-zdn_n-sci


2005年3月22日「競争意識」より。

近い将来、と言ってももうすぐだと思いますけれど、みんなテレビCMなんて見なくなるようになります。
HDDレコーダーに番組を録りため、好きなときに好きな番組を、CMやCM明けの煩わしいリピートを気にせず見られる。
現にいまそうなってきてます。
果たしてそうなってしまったときに従来のCM料中心で本当にやっていけるのか? と。

これが数字として証明されたわけですね。
世帯普及率15.2%でこの数字であるわけですから、世帯普及率が上がっていけば損失金額はどこまで跳ね上がるか推して知るべし。


2年前にHDDレコーダーを買ったとき、HDDレコーダーの役目はチャンネルサーバーに向かうだろうと日記に書いたんですね。
「好きな番組を好きなときに好きなだけ見られる」
時間が重なっていても番組を録画できて(複数チャンネル録画機能)、いつでもすぐに見られるように録りだめておく(大容量HDD)ことが可能になれば、人は自分の嗜好以外の番組を見なくなる。
(このふたつの機能は平均録画消費率を押し上げる機能なので、今よりもっと録画消費率が上がっていくことが考えられます)
それは裏を返せば自分の好きな番組を煩わしいCM無しで見る頻度が上がるってことなんですよ。
そう、CMを見る頻度が少なくなりますよ、と。
こんな予想は自分じゃなくても誰にだってわかることです。


さて、このデータを見てテレビはどう変わっていくでしょうかねぇ。