「良かったこと」貯金。

以前自分は『「批判する人」は人の話を聞かない。』と３月１５日の日記に書きました。
http://d.hatena.ne.jp/bolt69/20050315

それと関係してではないですが、興味深い文章があったのでご紹介。

• 探偵ファイルさん

「賞金アクセスランキングと、弊害ブログと」
http://www.tanteifile.com/diary/2005/03/24_01/index.html

【自分の気に入らない相手は全て社会悪】という、陰謀論好きな妄想家の典型的な短絡思考である。

そういう人って世の中にいるのだなぁとため息。
うん、いるいる、そういう人。
何が楽しいのか、特定の個人（しかも有名人じゃなく一般人）に対する誹謗中傷、妬み嫉み、失敗のあげつらい、揚げ足取りを延々と書き連ねてるようなブログというか日記ってあるし。
なんというか、現実世界だけでなくネット世界でも受け入れられない、己の居場所がないことに対する世の中への憎しみを濃く煮詰めたような文章。
自分が現実世界やネット世界で受け入れられないのは○○の陰謀のせいだ!!　とか　謝罪せよ!!　とかね。書く文章は他人への批判中傷ばっかり。

見ている人を不快にする、そういう煮詰まった文章を書くからアナタは世界に受け入れられないんですよ、と言っても聞く耳持ってないし。

世の中には二種類の人間がいると思うのですね。
ひとつは己自身を鍛え、切磋琢磨し、己自身を高みへ導こうとする人。
もうひとつは他人を叩き、足を引っ張り、まわりを低くすることで己自身が高みにいるように見せたい人。

前者はやっぱり人の話をよく聞きます。
後者はまったく人の話を聞きません。まわりを叩き、足を引っ張るからいやがられます。もちろん社会的に受け入れてももらえません。
で、受け入れてもらえないからどんどんまわりを叩き出し、さらに受け入れてもらえないという負のサイクルに陥ります。

やっぱりね、後者のような人間になってはいけないと思うのですね。自分はやっぱり己自身を鍛える前者の人間になりたいですし。

で、そういう話をしていて、いい方法をひとつ教えてもらいました。

日記には、あそこが悪かったとかここが悪かったと文句を書くんじゃなく、その日あった「良かったこと」を必ずひとつ書くようにする。
そうすれば人の悪いところじゃなく、人の良いところに目がいくようになり、相対的に自分も悪いことをせず、良かったことをするようになる。
そしてひとつの「良かったこと」が次の「良かったこと」を呼ぶようになり、「良かったこと」が連鎖していって、身の回りが「良かったこと」でいっぱいになる。
で、自分のまわりが「良かったこと」であふれると他人にも「良かったこと」をわけてあげることができる。
だから「良かったこと」を必ずひとつ書くようにしなさい。

「良かったこと貯金」という話なんですが、これを教えてもらって自分が今まで書いてきた日記を大反省。
これからは「良かったこと」を書いていこうと思います。

えっ？　別に自分はどこの宗教の人でもないですよ（笑）。

• 今日の良かったこと

「良かったこと貯金」の話を教えてもらったこと。