人生に「もし」があれば…。

地下鉄サリン事件の報道を聞くたびに色々思うところがありまして…。


当時、自分は日比谷線を使い、八丁堀駅まで毎朝通ってました。
1995年3月20日、事件のあったあの日、ちょっとプライベートなことで悩んでおり、ちょうど大阪の実家に帰ってたというか逃げてたんですね。
まさに偶然でした。


20日朝、実家でテレビを見てると事件が。
しかもその事件が発生したのが、当時自分が乗っていた時刻の乗っていた車両。


ゾッとしました。


プライベートなことで悩んでいて、偶然その時刻のその車両を使わなかったんですが、もしいつも通りその車両に乗っていれば、こうしてバカなマンガや日記を書いていることもなかったわけで…。


被害者のことが報道されるたびに本当に胸が痛みます。
あんな事件さえなければ、あの人たちはもっと別の、楽しい人生を送れていたかもしれないのに、と。


だから自分はオウムを擁護する知識人や弁護士たちや、面白ければ何でもいいやっていうマスコミが嫌いです。
人権派の人たちが大嫌いです。
無辜の人たちの、踏みにじられた人権は誰がどうしてくれるのか?
戻らぬ人生をどうしてくれるのか?


もしかすると自分も…と考えると、この事件はちょっと他人事とは思えないのです。