「批判する人」は人の話を聞かない。

bolt692005-03-15

はい、というわけで「Comic Communication 8」の申し込みをおこないました。
右はサークルカットです。
コミコミにはオンライン申し込みがあり、振り込みからサークルカット入稿までオンライン一本でできるのでとっても便利。
夏コミはおそらく落選すると思いますので、6月のコミコミに向けて全力を振り絞っていきたいと思います。


で、今日は「むだづかいにっき♂」さんのこの話題を。

  • 批判系サイトで気をつけたいこと

http://blog.goo.ne.jp/simauma_dx/e/654f7212c54e767fbad10e678844da34


その中でもこの文章にかなり同意。

特定人物を潰す(閉鎖に追い込む/孤立させる)事が目的のサイトをたまに見かけます。
確かに対象になっている人には、何らかの理由があったりするのですが、潰す側の論理が破綻しているケースが非常に多かったりします。
始めのうちは、正義の怒りによる批判(と、少なくとも本人は思っている)が多いのですけど、そのうちに批判すべき事柄がなくなってくると、まったく関係のないことまで悪口の対象となったり、単に自分と趣向が違うだけのことで「キモッ」と言ったり。


何が楽しいのか、特定人物を潰すことに命をかけてるような人っていますからね、実際。
ネットに詳しくない知人にそういう事例の話をしたら「たかがネットでバカじゃないの?」と一言。
まさしく図星。


でも実際いるんですよねぇ。
己のやることは正義であり、己の意に背くものはすべて悪であり、潰したって人権を踏みにじっても構わないと思ってるようなアメリカ脳な人たちが。
あ、これはアメリカに失礼だな(笑)


そういう人って最初の出発点が「己が気に入らない」という感情的な部分を出発点にしてるので、論を繰り返せば繰り返すほど論理破綻していくんですね。潰す理由を尋ねられて「気に入らないから」とは言えないから。
(アンタは子どもか(笑))
潰したい理由が「気に入らない」という感情的なものだと一般的なコンセンサスを得られないと思っているのか、取って付けたような批判理由を付けてくるんだけど、その批判理由が取るに足らないというか、「結局アナタの感情論でしょ?」と。一般的なコンセンサスの得られない、エゴ丸出しの感情論。
で、「結局アナタの感情論でしょ?」と指摘すると逆ギレ。手に負えない。
出発点が感情論であるなら、議論が決着するわけないので、感情論に付き合うほど不毛なことはないです。


批評と感想とが違うように、批判と感情論とは違うものです。
「ワタシはニンジンが嫌いだ。マズイからだ。だからニンジンはダメだ」…これって批判ですかね? 単なる感情論ですよね。
世の中にはニンジンを美味しいと思ってる人もいるし、素晴らしい栄養価を持った素晴らしい食品と思っている人もいる。カタチが美しいと思ってる人もいるかも。
そういう人もいる中で、感情論を普遍化しようとしても無理がありすぎ。


なのに世の中にはその無理を認めないというか、「絶対存在自分・至高存在自分」と考えてらっしゃる人たちがいてねぇ…。
そういう感情論を押し進めてくる人への対処は相手をしないことだと思います。疲れるし、不毛だし、人生のムダ。
感情論であるかぎり、こっちの言うことなんか聞きはしないのだから。
「絶対存在、絶対善であるオレ様は間違っていない、お前の方こそ間違ってる!!」と蒸し返されるのがオチですので。


上記の理由で、批判サイトというか、批判をおこなう人って「人の話を聞かない」タイプがほとんどだと思います。
人の話を聞かないのなら言ってもムダですよね(笑)。
「たかがネットでバカじゃないの?」という、みんなから笑われてる言葉も聞こえてないでしょう。


最後にこの一文を。

貴方が「面白くない」と感じるサイトでも、他の人には「面白い」のかもしれません。少なくとも第三者からのコメントがついているようなサイトでは、「面白い」と感じている人が存在していることになるのですから。

いや、どうせ言っても聞かないからムダですって(笑)。