本屋はどこだ?

春を探しに散歩に出かけたら、凍えるような寒さでギブアップ。
春は近いのか、遠いのか。
でも桜のつぼみはかなり膨らんできてましたよ。


近所の本屋が立て続けに二店閉店。
一店は町中のうらぶれた書店って感じでいつ閉店になるかって感じだったけど、もう一店はそんなに業績も悪くなさそうな総合書店だったのでビックリ。
うーん、専門書を買うのがさらにつらくなったなぁ。


「新聞・テレビを殺します」と言ったのはホリエモンだったけど、その前に書店が殺されるというか、書店文化が息の根を止められそうな感じ。
AMAZONをはじめ、いくつかネット書店で買い物をしたけど、どこも「うーん」って感じで。


本を買うとき、その本が持ってる雰囲気で買うことってないですか?
自分は雰囲気で買うことがあって、似たような本がいくつかあれば、それをパラパラッと読んでみて、自分に一番しっくりくる雰囲気の本を選ぶのですね。
もしくは自分が調べたいこと、読みたいことが詳細に載ってるかどうか、買う前に確認するんです。
つまり購入にあたり、比較検討というのが書店ではできるのですね。
でもネット書店ではそれができないからなんというか、雰囲気が合わない本や、自分の調べたいことがあまり載ってない本が来たりすると「イーッ!!」となっちゃったり。


そうなると調べものは書籍じゃなく、ネットに蓄積された情報に頼ることになるわけで、ますます本が必要なくなってくるというか。


本屋さんが経営の内幕を書いたブログがありますが、それらを読んでると本屋さんの経営もどんどんじり貧というか、明日が見えない状態になってるわけで。
新聞やテレビより、まず書店が殺されるんじゃないかなぁと思ったり。


PS


同人誌即売会で本を売ってる、買ってる身になると、本の中身が確認できるってのは結構大事なことだと思います。
ウチの本をお買いあげいただいてる人のほとんどは中身を確認してからのお買いあげですし。
自分も本を買うときは中身を確認して、その本が自分の嗜好に合ってるか確認してからですし。
(行列に並んで本を買うような大手サークルの場合は確認しずらいですが)
ということは本の内容以前に、その本を手に取りたくなるかならないかで勝負が決まるんじゃないかなぁと自分は思います。