提供とスポット。

忘年会。体調が悪いのか身体がビールを受け付けず、白ワインをちょこっとだけ。


今朝の日刊スポーツにテレビCMの買い付けの特集記事。
テレビCMには"スポット"と"提供"があって、提供はその番組のスポンサーとなっている企業のCM。スポットは番組につかず、番組と番組の間に流される"提供"以外のCM。
このスポットというのが独特の買い付け方で、例えば視聴率1%あたり5万円とすると、まず1,000パーセント5千万円でまとめ買いする。(あくまで例ですよ)
それを視聴率のパーセントで割っていくことでCMの流れる本数が決まる。例えば平均5%の局なら200本。平均10%の局なら100本だ。


しかし1日は24時間しかないのと同様に、テレビで流せるCMの本数も決まっている。そうすると平均10%の局は平均5%の局よりもう1社多くCMを流せるわけになり、収入も倍になる。
例えばテレビ局で流せる本数が10,000本なら、平均5%の局は50社、平均10%の局なら100社のCMが流せる。収入は段違いに変わる。(数はあくまで例ですよ)


スポットは視聴率で頭割りしていくので、平均視聴率が悪いと流せる社の数も減ってしまう。収入減になる。だからゴールデンやプライム以外の視聴率も大事だし、収入のことを考えたら視聴率重視主義になってしまうのも仕方ないのだとか。


提供の方も過去3ヶ月もしくは6ヶ月視聴実績や、見込み数字で最初に契約をするので、見込みより低いと大問題になるのだとか。
例えば15%見込みのドラマが5%や6%なら主役降板、即打ち切りの可能性もあるということ。


どの局を見てもだいたい同じような番組、同じようなタレントが出てる理由がよくわかりますね。


で、アニメは提供とスポットどうなんだろうと思って調べてみようとしたんですが、HDDレコーダーでCM抜きしてるもんで調べられず。
ふたりはプリキュア』と『げんしけん』の今週分がかろうじて残っていたので調べてみると