ボケもツッコミも一日にしてならず

長くこの町に住んでるんですが、駅前に定食屋があることを発見。
秋の味覚、サンマ定食を食べる。500円。
ワタが抜いてあったのがアレだけど、やっぱりサンマはおいしいね。
サンマをつまみにビールを飲みたくなったけど、それはこらえて。


さすがに若いときと味覚が変わってきて、納豆を食べられるようになったのも加齢のせいだと思うのですが、
昔は肉一辺倒だったのが最近は魚と野菜が好みに。
居酒屋に行ってもあまり脂っこいメニューは頼まないし。


今度の冬コミのとき、みんなで鍋を食べに行きましょうか。
フグとかアンコウとか、そういう高級なやつじゃなくいわゆる魚チリってやつ。
鱈チリとか好きなんですよ。冬になるとたまに自分でも作るし。
ちょっと隠れ家的な店に少人数でこっそりと行きましょう。
あ、両国でチャンコってのもいいなぁ。


で、家に着くと会社に鍵を忘れてきたことに気付く。
東京から博多号に乗って、再度東京に戻ってきて博多号に乗るような気分。サイコロ5。
防犯のため、自分は置き鍵してないんですよ。
泥棒の何割かは置き鍵で侵入してるらしいし。


帰宅後、最終回を迎えたアニメをDVD-Rに移す作業。
はにはに』『Wind』『マリみて』などなど。
マリみて』を13話FRでDVD-R一枚に収めようとしたんだけど、なぜかまた焼きミスが続発。
他のアニメではそんなことなかったのになぁ。DVD-R五枚もムダにしちゃった。
どうもHDDにクラスタの破損箇所があるみたい。データがそこに乗ると止まってしまう感じ。
やっぱりきちんとフォーマットしないといけないなぁ。


大阪では先週の土曜日から『ニニンがシノブ伝』を放送しだしたので見る。
原作のマンガも好きなんですが、アニメ版は原作のブラックでコアなボケとツッコミをきちんと再現していて見ていて面白い!!
やっぱり天然ボケではダメなんですよ。ちょっとひねらないと。
原作の古賀亮一氏はボケを720度ぐらいひねってくるので、好き嫌いはわかれると思いますが、自分はとても好きだなぁ。
で、そのボケに力負けしないツッコミを置いてるのでボケとツッコミのバランスがうまく取れてる。
このバランスが大切だと思います。


最近マンザイを見ていて、このボケとツッコミのバランスが取れてないコンビって多いなぁと感じます。
世間で面白いと言われてるコンビでも、たいがいどちらかのチカラが勝っていて、もう一方を引っ張るカタチになってるんですね。
引っ張られる方は完全に力負けしてる。
たいてい勝ってるのはボケの方で、ツッコミのチカラが負けてるコンビが多いかも。
逆にツッコミのチカラが勝ってるコンビの舞台は一か八か、のるかそるか。


去年のM-1覇者・フットボールアワーの場合、昔はツッコミの後藤が完全に力負けしてた。
しかし今はボケの岩尾を乗りこなせるようになってる。
これは後藤がメチャクチャツッコミの努力をしたから。
ツッコミが力負けしなくなったので、逆にボケの岩尾の魅力もグンと引き立つようになり、マンザイも見違えるほど面白くなった。
マンザイはボケとツッコミ、どっちかだけじゃダメなんですよ。


萌えマンガ・萌えゲーム・萌えアニメを自分があまり好きじゃない理由もこの辺にありまして。
みんなボケとツッコミを誤解して萌えキャラに導入してるので、関西人の自分は見てられないってのが正直なところ。


萌えキャラのボケってイコールバカじゃないですか。
完全にお脳の容量が半分ぐらい足りてませんよって感じのバカ。
現実にこんなヤツいたら鬱陶しいなと感じさせるバカ。
バカとボケとを誤解してると思うんですよ。


そして萌えキャラでツッコミができるヤツはほとんどいない。
バットで殴ったり、ゲンコツでどついたり、物理的暴力や言語的暴力をふるうキャラはいても、ツッコミができるキャラはいない。
物理的暴力、言語的暴力をツッコミだと誤解してる人が多いと思うのです。


ボケとツッコミを誤解してるので、魅力が相殺されしらけちゃう。
どちらも鬱陶しいだけのキャラに見えてしまう。


ニニンがシノブ伝』は原作がきちんとボケとツッコミが出来てるので、アニメ版もあまり外さないんじゃないかなぁ。


PS


脚本、金月龍之介氏だったのね。
こりゃ安心して見られます。