自称超人

昨日39度あった体温も今日には平温へ。
体力もきっちり戻り、食欲旺盛で町中を歩き回れるほどの脅威の回復力。
「このまま死んじゃえばいいのに」とか「くたばれ!!」とか思ってた皆さんゴクローサン(笑)。


「クスリは健康な人間にしか効かない」
この逆説的な言葉の意味がわかる人、どれだけいるかな?


クスリはクスリの成分がそのまま身体に効くわけではない。
クスリの成分がそのままカゼのウィルスを殺すわけではない。
身体の免疫や抗体、粘膜や分泌物、脳やその他身体の部位にクスリが働きかけ、症状を緩和・軽減したりする。
いわばクスリは増幅器、ブースターのようなものだ。単体で効くわけではない。
だからクスリが働きかけるそれら器官、身体の部位が弱ってるとブースターの上がり幅も小さい。すなわち効かない。
クスリは健康な人間にしか効かないってのはこういうことです。


普段からクスリを常用してたり、サプリメントや健康飲料に頼ってると、クスリによるブースターの上がり幅も小さくなる。
また身体を動かさず、運動不足の人もブースターの上がり幅は小さい。
これは身体を動かすことで人間の身体は元の状態に回復しようとする力があるためで、運動不足だとこの回復が起こりにくくなるため。
あと喫煙する人も怪我や病気の回復が遅くなるようです。
(血管が収縮してるので、血液の循環が悪いため)


なので「いざとなったらクスリがあるから」じゃなく、普段から身体を健康な状態にしておかなければいけないわけです。
いざとなってもクスリは効かないかもしれませんよ。
日頃のおこないがものを言うわけですね、はい。