暑さに負けるな39度
最高体温39度をマーク。
これなら暑い外に出ても涼しく感じるんじゃないだろうかと思ったら一歩も歩けなかった。
いまは身体は寒気でゾクゾク、アタマは熱でガンガンしてる、ひとり北半球南半球状態。
考えると怖くなってくるのでカゼということにしておこう、うん。
寝てるしかないので手持ちのマンガを読み返し。
『鋼の錬金術師』、一巻から読むと当時には気付かなかった伏線に気づいておもしろい。
再放送の『必殺仕事人』を見る。
藤田まこと、京本政樹、村上弘明、ひかる一平がメンバーのバージョン。
イケメン路線(笑)のころの必殺かな。
バラエティ路線と揶揄されてもやっぱり面白いなぁ。
ちなみに仕事人に笑福亭鶴瓶、桂朝丸(今の桂ざこば)が出てたのを覚えてる人、どれだけいるかな?
で、主水の上司、筆頭同心田中を演じる山内としおさん。
いま何をやってるのかなぁと調べてみたら、京都東映撮影所を中心に色々なドラマに出演されてるとのこと。
今度注意深く見てみようっと。
2004年の今、『必殺!!』のような時代劇を撮るのはもう無理だろうなぁ。
カメラはビデオだし、照明の技術が失われてしまってるから。
『必殺!!』のようなコントラストの利いた陰影のある画面を撮るのはもう無理だろう。
京都制作のドラマが東京に近づくにつれ、京都の固有の技が失われていくってのは皮肉な話だと思う。
固有の技がなくても撮れるのが東京制作だからだ。
東京に近づくにつれ捨てられるものもある。
京都制作にはそれに気付いて欲しいなぁ。
あ、そういや思い出した。
先日見たアニメ『Dears』で驚愕のシーンを見た。
道を奥から手前に歩いてくるシーンなんだけど、その描き方がすごかった。
CGで背景を縮小し、キャラを拡大していく。
こうすれば理論上はキャラが奥から手前に歩いてくるように見える。
しかしもの凄い違和感があるのですよ。
『ミルモでポン!』や『こち亀』などのアニメで動きをつけるシーンなんかではよく見る手法なんだけど、普通に歩くシーンでこれを使うとは…。
「奥から手前に歩く」シーンを描ける人がいないんじゃないだろうか?
逆に「手前から奥に歩いていく」ってシーンも。
このシーンを描くのが一番難しいって聞いたことがあるんだけど、その辺どうなんだろう?
CGでどんどん便利になってるのかもしれないけれど、その便利さの陰で失われていくものもあるということに気がつかなくちゃ。