真夏の怪談。

コミケが終わると、いつも腑抜けみたいになっちゃうんですよ。
夏コミが8月6〜9日という初旬におこなわれるイベントだったら、その次の週に夏休みがあるので
体力的にも精神的にも回復できるんですが、
去年から13〜16日という中旬に開催されるようになったので、回復する前に仕事に突入。
さすがに色々と引きずるなぁ。


明日20日はインフォシークに移転して一周年。
年間使用料を更新したので、もう一年は現住所で運営していくことになりそうです。
元々のビッグローブの無料ホームページ容量が10メガから100メガになったので、出戻りも考えたんですけれども。


インフォシークに移ってきて良かった点は、やっぱり容量が300メガ使えるということかしら。
これは絵を描く人間にとってかなり魅力。
本当はその大容量を生かして、もっと凝った作りとか出来るんだろうけれど。
D-snap動画を置いてるのは、大容量を使ってみるという実験のため。将来的にWEBアニメとかWEB番組とかやってみたい。)
困った点はいまだにアドレスを覚えられないこと。これはもっぱら自分の方が悪いのですが。


夏コミで、あまり色々行動ができなかったぶんのフォロー、その辺。


もえよん』は購入見送り。
コミケ萌え成分の毒気にあてられたので、購入する気になれず。


エロゲー売り場に行ってみると、どれもこれも同じような萌え系ゲームばかりで、やっぱり毒気にあてられる。
これ、本気で売れると思って作ってるんだろうか? というゲームばかり。
「このゲームの特徴を1分以内に3つ上げて説明してください」と言ったら、どこのメーカーも同じ特徴ばかり上げるんじゃないだろうか?
萌える原画、萌えるストーリー、マルチシナリオ、とか。
限定版、グッズ、プロモ、とか、ソフトの内容とまったく関係ない特徴を上げるメーカーもいるだろう。
他社と差別化できていない製品が本気で売れると思ってるのなら、おめでたいアタマの人たちだ。


ゲーム売り場では『To Heart2』のプロモも始まっていた。
しかし、これも萌えの毒気満載。
他の萌え系ゲームとどう違うの? という商品差別化ができていないように思う。
『To Heart1』の頃は比較される萌えゲーが周りになかったからそれでも良かったんだろうけど、
今のように萌えゲーが氾濫している状況では、『〜1』の頃のような商品設定では売れないんじゃないだろうか。
固定の萌えファンには売れるだろうけど、それ以外の一般層には波及しないように感じる。


今やもう、萌えブームは過ぎ去ろうとしていると思う。
完璧に飽きられてる。
目に付きやすい、目立つ萌えマニア(笑)がいるから、まだブームは去っていないように感じるだけで。
売り上げという、マーケティングから考えると明らかにブームは去ってるのでは?
この辺、専門的な人の方が詳しいと思いますが、もう萌えには拡大する市場が無い、飽和してしまっていると思います。
拡大する市場が無いということは、そこがブームの頂点であり、あとは縮小していくのみです。


で、萌えブームが去ると……あとには何もない。
何も育っていない。
それに気付いてる人たちがどれくらいいるだろうか。
本当は大多数の人が気付いているんだけど、萌えのあとには何もないという恐怖を直視するのが怖くて目をつぶっているんじゃないだろうか。
「萌えというこの船はまだ沈まない、沈まない…」と念仏のように繰り返しながら。


萌えのあとには何もない。
これが2004年夏の恐怖話。