人工無脳は電気羊の夢を見るか?
昔、前世紀の終わり頃、インターネットが普及し出した頃、自分でCGIを設置出来るような人のページには掲示板やチャットとともにこれが設置されてましたよね。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%BA%E5%B7%A5%E7%84%A1%E8%84%B3
今の若者は知らないじゃろうのう〜。
『ときメモ』ファンサイトでも人工無脳を置いていたページって結構ありましたよね。
自分が人工無脳に出会ったのは97〜98年だったかな?
んで、自分は思ったのですよ。
いま、2010年に、前世紀からこつこつと鍛え上げられた人工無脳があるとするなら、それはどんなレスポンス&リアクションを返すのだろうか? と。
携帯電話が普及し、ブロードバンドが当たり前となった今こそ人工無脳の可能性へのチャレンジが出来るんじゃないかなぁと思うのです。
CGIの画一的なリアクションじゃなく、レスポンスに「ゆらぎ」をもたせることも出来るでしょうし。
初音ミクあたりでそういうプロジェクトを組んだら面白いんじゃないかなぁ。
10年間蓄積された言葉、会話の果てに人工無脳が交わす言葉、自分はそれに興味があります。
<PS>
『ちょびっツ』とか『ブレードランナー』とか、今、2010年のネット環境を考えれば色々思うところが皆さんおありになるんじゃないかしら?